みなさん、こんにちは!
長期で運用したい方向けの話を提供してきましたが、今回が最後になります。
今回のテーマは
『複利』
について話していきたいと思います。
利益を最大化するための一つのやり方ですが、もちろんリスクのある方法です。
こちらを実現するためには何が必要なのかをしっかりと考えていきましょう。
Contents
複利についてを解説
テーマを理解するためには“単利”と“複利”を理解することから始めたほうがいいでしょう。
どちらも意味合いとしては難しい話ではありませんので、まずは簡単にそれぞれの仕組みを解説していこうと思います。
単利とは
まずは単利からお話していきます。
元金に対しての利息(利益)の行く末の話となります。
投資で出た利息を元本に組み入れずに定期的に抜いていく運用する方法です。
▼一例▼
運用資金が30万円で稼働したが、1か月で利益が20%(6万円)出すことができた。
現在は残高は36万円、その後元本の30万円だけ残して6万円は口座から引き出した。
次月以降も出た利益を抜いて稼働する。
単利は出た利益を守っていきたい方にとってはいい話だと思います。
特に短期爆益で利益を積み上げていくツールや投資話では有効的です。
しかし、元本が増えないので、利益額が増えづらいのが残念な部分です。
反対の方法である複利についても理解して、ベストな方法を取るようにしましょう。
複利とは
元金に対しての利息(利益)の行く末の話となります。
投資で出た利息を元本に組み入れて、回していくことを指します。
▼一例▼
運用資金が30万円で稼働したが、1か月で利益が20%(6万円)出すことができた。
現在は残高は36万円、すべてを元本として考え投資を続ける。
基本的に出た利益は抜かずに、そのまま投資をし続ける。
発生した利益をそのまま投資に回す方法です。
投資金額が増えていけば、ロット数を後にあげることもできるため、利益額が多くなる可能性が高くなります。
複利は利益を大きく積み上げていきたい方にとってオススメのやり方です。
特に長期安定して利益をコツコツ出せるツールや投資話で有効的です。
しかし、「利益を抜かない」ということはせっかくでた利益分も大きく損失が出るケースは要注意です。
そのため、短期爆益型でこの回し方は不向きだと言えます。
複利で回した場合の収益予測
仮に複利で投資をした場合の収益予測を計算してみました!
まずは運用資金30万円から初めて毎月10%もの利益が出た場合の利益推移です。
見てもらうとわかる通り、1年間で利益額の合計で倍以上の収入差があります。
複利で回す=(イコール)安定して増えていけば、かなりの利益を作ることができる話になります。
次は同じ条件で3年間投資をし続けた場合の推移です。
なんと利益額だけでも7倍にも膨れ上がっている計算となります。
自動売買システムであればオンオフの兼ね合いなどから、ズレは生じるでしょうが、もし10%を安定して3年間回し続けられたらと仮定すれば、上記の図の収入が入ってきます。
そのため、複利は長期的に見れば、とんでもなく大きな利益へとつなげることができる話だと言うことがわかります。
アインシュタインが認めた仕組み
みなさん、アインシュタインという人物はご存じですか?
相対性理論という物理に関する理論を出した物理学者の方ですが、宇宙で一番偉大な力と呼んでいたのが
『複利』
です。
人類最大の発明ともいわれており、資本主義社会の急成長を実現してきた所以であるとも言われています。
そのため、個人の懐のお金を増やす考え方の場合でも同様で、複利の方が利益幅が大幅に向上するのがわかりますね。
有名な人物からも大きく評価を受けるやり方とわかりましたが、リスクもあることは理解したほうがいいでしょう。
複利のリスクと回避方法
複利の考えうるリスクとしては単利との比較がわかりやすいですね。
出た利益も一緒に損失に代わってしまう恐れがあるのは理解したほうがいいでしょう。
そのため、安定して長期的に利用できる話でなければ成立しない話だと言えます。
当サイトで紹介してるようなFX自動売買ツールであれば、リスクを排除したツールでのみ行うことをオススメします。
複利に向いたFX自動売買ツール
とにかく安定してるツールの方が向いていると言えます。
FX自動売買の目安としては月利が50%~100%を達成したツールはリスクをとっても、短期間で結果を出す方法なので、単利で回した方がいいと思います。
そのため、複利で回すことを目的とするのであれば、安定している長期運用型のEAを探すことをオススメします。
長期の実績が確認できることはもちろんそうですが、月の利益は5~20%を目安に稼働を目指すツールの方がいいと思います。
ロット数やポジション数などもリスクを取らない、大きな利益率を求めてないツールの方が適しているでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
利益の出し方、投資の際の資金運用の仕方の参考になればと思います。
これは一つの考え方なので、長期安定型でも単利で回するのもあなたの判断です。
ただ、年単位で考えると大きく違いが出てくることも考えると、複利の魅力もわかったとは思います。
長期安定型を探してる方へも、少しでも良い情報をお届けできるように最善を尽くします。